長い休み…子供との過ごし方は?せっかくだから有意義に過ごしたい!
子どもの長期休みがユウウツと感じる親御さんはきっと・・・少なくないですよね?
今年はコロナウイルスの影響で、突如、子供たちが長いこと家にいる状況になった家族がたくさんおられると思います。
しかし、そこでダラダラと過ごしてしまうのは、あまりにもったいない!
しかもダラダラ過ごすことで、親も子供も嫌なストレスを抱えて、良いことなしの状況からは脱したいですよね。
私の子供は今春、小学校に入学予定ですが、これを良い機会と前向きに捉えて、家で「授業」を始めてみることにしました。
平日は毎日「授業形式」で過ごしてみる
子どもに「4月から小学校だね」という話をしていると、子どもも「小学校ってどんなところだろう」「小学校では何をするんだろう」と未知の世界に期待(だけではなく、もちろん不安も・・・)を持っているのが感じられます。
そこで、「せっかくだから家で授業のようなカタチを取り入れてみよう!」と、子どもに相談してみたところ、子どもも「やってみたい!」と乗り気になってくれました。
この機会を逃す手もないと、私なりに小学校の授業のカリキュラムを組んでみることにしました。
授業はゆるーく組み立てる
まず意識したのは、「子どもが嫌がらない程度に、ゆるーく予定を入れてみよう」ということです。
授業の時間は45分。実際の小学校の授業と同じにしました。
普通、小学校の授業は授業と授業の間の休み時間が5分~10分ですが、家では15分の休憩を取ることにしました。
授業の内容も、普通の国語や算数の他に、通信教材の時間にしたり、一緒にパソコンを見ながら日本の地理について見てみたり(社会)、宇宙科学の本を読んでみたり(理科)・・・。
もちろん、図画工作の時間を取って絵具で自由に絵を描いたり、体育の時間にはパソコンを見ながら親子で色々な体操をしてみたりと、教科なんて関係なく、家事を手伝ってもらう時間にしたり、私の好きにカリキュラムを組ませてもらいました(笑)
1日、3時間授業。
月~金の平日で上手く行けば、土曜日も予定を入れてみる、というような感じで。
もし上手く行かないようだったら、決して無理はしない!という考えで進めてみました。
子どもと過ごす時って、予定通り行かないことの方が多いですよね?
いいんです。だって、この予定はあくまでも私が勝手に決めたものだから、という軽ーいノリで、家での「授業」を始めてみました。
目的はあくまでも「成功体験を積ませること」
誰でも失敗することは嫌なものです。
この授業をして、子どものできないところを指摘することはなるべく避けるようにしました。
それよりも、子どもが上手くできたところを見つけて、すかさず褒めることに重点を置きました。
そのためにも・・・やはり親はがっちり隣で見ている必要があります。
たとえば、ドリルなどに取り組むにしても、子ども一人でやらせるのではなく、答えを出している過程を見てみます。
そうすると、子どもがどういうところを理解して、どういうところが苦手なのかが分かります。これが大事。
こちらが子どもを理解することが大事というのもあるんですが、子どもが「あ、ちゃんと見てくれている」と思ってくれることが大事だと思います。
中には、人に見られるのがイヤ!というお子さんもいるでしょう。
けれども、そうは言いながらも全く見ないで親がスマホをいじっていたりテレビを見ているのは、子どものやる気を削ぐのは間違いありません。
子どもは自分の頑張りを見て欲しいものです。
というか、本当は大人だって自分の頑張りを認めてもらいたい! ・・・子どもも大人も変わりません。
子どもがしっかり授業を受けられたら褒めに褒めて、もし飽きてしまって途中で放棄しても「まあ、そんなもんかな」と気持ちをゆったりと持ってこの「授業遊び」を親子一緒に体験してみましょう。
調子づいたら、土日も関係なく「授業形式」!
私の子どもは幸い、初めの週の平日の間、とても授業遊びを楽しんでくれていました。
そして金曜日になって、子ども本人が「明日は何の授業があるの?」と聞いてきたので、それならばと土曜日も授業の時間を作ってみることにしました。
幼稚園年長さんにとって、次に行く小学校の授業というのは非常に興味深いようです。
子ども本人のやる気がある時は、チャンスです。
土日関係なく、授業をしてみるのも良いでしょう。学校の授業ではなく、家で自由にカリキュラムを組める授業なので、土日に特別授業として普段は取り入れない科目を入れてみても良いかも知れません。
社会科見学と称して、普段は歩かない道を一緒に歩いて散歩をしたり、家庭科の調理実習で一緒にお昼ご飯を作ってみるとか、自由に授業を組み立ててみるのも面白いですよ。
そして、子どものやる気が一番大事なので、子どもの得意な科目を多く取り入れるのが良いでしょう。
うちの場合は、最近文字の書き取りが楽しいようなので、国語の時間を多めに入れていたりします。もちろん、文字がきれいに書けた時はその場で具体的に褒めます。
「ここのハネ、しっかりできたね~」
「全体的な文字のバランスがすっごくキレイ!」
「この横棒の長さがちょうど良い長さで書けたね!」
ぼんやりと褒めるよりは、できた部分を具体的に褒めると、本人のやる気もアップするようです。
ぜひ肩の力を抜いて、あまり真剣になり過ぎない程度に、お互いに楽しんで授業遊びをやってみましょう。
注意点は・・・親ががっちり付き合うこと!
子どもと親と、お互いに良い時間を過ごすために大事なことは・・・子どもの授業に親もがっちり付き合うこと!
子どもが45分授業に取り組んでいる最中、親も子どもの授業に付き合うようにしましょう。
ただ、45分間みっちり横について、子どもが取り組んでいるドリルをじ~っと見ているのは、もしかしたら子どもにとっても窮屈な環境かも知れません。
そして親も色々とやることはありますよね。その日の家事だって、やらないままでは溜まる一方です。それは親にとってのストレスになります。
なので、子どもの取り組みをしっかりと見届けながらも、自分の「するべきこと」を進めてみましょう。
決して親が「自分のやりたいこと」をするのではありません。子どもが頑張っている横で、スマホゲームをしていたら・・・子どもはどう思うでしょうか?
「なんだよ、お母さんが遊んでるんだったら、ボクもや~めた!」となるのが目に見えますよね。
その日に進めるべき家事として、夕食の献立と買い物リストを作ったり、下ごしらえをしておいたり、その日一週間の予定を確認しておいたり(一週間の授業はどうしようかな~など)、10分くらいでできるちょっとした拭き掃除をするとか、ゴミをまとめておくとか、洗濯物を干したりたたんだり・・・家事なんて探せばいくらでもあります(泣)
せっかく子どもが頑張っている最中は、自分もやるべきことを頑張っている姿を見せるようにしましょう。
塾に通わせたり、家庭教師を雇って見てもらうことも、子どもの教育として良いことですが、やはり子どもにとっては「親にしっかり見てもらうこと」「親に頑張りを認めてもらうこと」が最も望んでいることではないでしょうか。
子どももいつまでも親の近くにいるわけではありません。そのうち、親から巣立ちます。
この時間は貴重な時間と捉えて、子どもを育てることを真剣に、尚且つ楽しみながら過ごせたら、お互いに良い時間を過ごせると思いますよ!
長い休みの子どもとの過ごし方・まとめ
- 子どもとの長期休みは「家で授業」がオススメ
- 家でしかできない授業を取り入れるのも楽しい
- 親はスマホなどをいじらずに、しっかり見守ること!
家でしかできない授業として、家のお手伝いをさせるのも良いですよ。家事を覚えてくれれば、今後は家族の助っ人として活躍してくれる可能性もあります。
そして、一つ一つ丁寧に見届け、すかさず「褒める」ことを忘れずに!
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